古本屋日誌:6月8日(月)〜14日(日)

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 大阪はS会の市へ。
 篠沢秀夫先生の『フランス文学講義』全5巻が揃いで出ていたので、けっこう全力で落札しに行く。落ちました。どなたか、買ってください。

 はまおさんに早く作るように言われていたのになかなか手をつけていなかった、「古書ノ市会」のホームページの叩き台を作る。
 そのために、いまさらながらWordPressのテンプレートについて勉強する。 
 いろいろおしゃれなテンプレートがあるけれど、カスタマイズしやすいのはやっぱりWordPressのデフォルトのテンプレートだなぁということで、「古書ノ市会」はTwenty Elevenで作る。
 ついでに、寸心堂書店の方はTwenty Twelveに変更しました。いかがでしょうか。 

 市の出品で、目録に載せられそうな本をちょっとばかり用意する。
 夕方ご近所で買い取りを。素敵な雑誌をお譲りしていただきました。 ありがとうございます。

 組合でロビンさんと朝一に待ち合わせしていたにも関わらず20分ほど遅刻。ほんとすみません。
 N会出品の荷物をロビンさんと一緒に少し捌いてから、支部のH会へ。
 H会で出た語学関連本一括りを買おうと気合いを入れて発声したけれど、楠さんに一蹴されてしまう。

 はまおさんのお店(矢野書房天満橋店)へお邪魔して、阪神百貨店の夏の古書ノ市の件や、新たなたくらみのことや、古書ノ市会のホームページのことなど話す。
 帰り際にFAXの使い方を調べてどないかする。どないかなったかな?

 古典会の年一回の大市の展観を覗きに行く。組合がさながら博物館のように。ガードマンまで居たりして。全品じっと見ただけ。入札せず。僕なんかが買っても宝の持ち腐れになるのは目に見えているし。

 大阪市立美術館で「肉筆浮世絵—美の競艶」展を見る。ふむふむ。

今週のまとめ

 バタバタ動き回ってばかりで、事務所と倉庫の片付けが進まず。 
 しばらく片付け優先で動きたい。けど……。

阪神歳末古書ノ市初日を迎えました

阪神歳末古書ノ市の初日を迎えました。

初日は朝からお昼過ぎまで現場にいました。

お客さんにたくさん来ていただき、けっこうたくさん売れていたように思います。

皆さまありがとうございます。

今回は補充在庫がまったくないので、売れたら売れた分だけ棚・売台がスカスカになってます。

初日の売れるペースを見て、追加を持って行かねばという気持ちになりました。

毎日手提げ袋2袋分ずつくらいは持って行こうかなと思いますので、これから最終日までもよろしくお願いします。

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ブックフェア2014を終えて

全大阪古書ブックフェアにお越し下さいました皆さま、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

 

来て頂いたお客さまにどのくらい喜んでいただけたかまではわかりませんが、とにかくたくさんのお客さんに来て頂けて大変ありがたかったです。

 

今回のような規模の即売会は、大阪古書会館では今後しばらくなさそうですが、同じ所でだいたい月に一回、谷町月いち古書即売会というものをやっておりますので、今後はそちらの即売会にも来て頂けると嬉しいです。

 

寸心堂書店としては、次は阪神百貨店で阪神古書ノ市があります。26日(金)から31日(水)までやっております。そちらもよろしくお願いします。これについては、またあらためて告知のエントリーを書きます。

 

今回のブックフェアの感想を一言二言。

昨年のブックフェアを見ていないので、なんとなく、普段の谷町月いちの時くらいのお客さんの数、売れ行きもそれなり、にしかイメージしていませんでした。

なので、ブックフェアは助走で本番は阪神百貨店の即売会だと思っておりました。

ところが、フタを開けてみるとがっつり今回が本番でした。

今回出品した本をほとんどそのまま阪神に持って行くつもりだったので、今回けっこう売れてしまったことで、阪神ではどうしよう? という事態に。

嬉しい悲鳴です。

うーん、実際、どうしよう。

キャッチ=22

大市で買った文庫の束にジョーゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』が入っていました。

 

この本は、若島正さんが『乱視読者の新冒険』で、戦後アメリカ小説ベスト・テンのうちにあげていたので、いつか手に入れたいなぁと思っていたのでした。しかしなかなか見つけられなくて、このたびやっと手に入りました。

 

それで喜んで荷を解いてパラパラ中を見てみると、ところどころ赤鉛筆で線引きがありました。ああ。

 

まあ、自分で読む分にはべつにいいんですけども。

 

ザルです

九月末にあった大市で買った文庫本の束全部にやっと目を通しました。

 

その時買った文庫本のうちミステリー系のだけはすぐに荷を解いて天神さんの古本市に200円均一で出していました。思っていたよりもよく売れてありがたかったです。若干レアなものも含まれていたらしく、200円ならずいぶんお得だったものもあったみたいで。

 

文学系は多少アンテナが働くのだけれど、エンタメ系はザルです。何がレアで何がそうでもないのかぜんぜん分かりません。タニマチの即売会でレジに入っている時、3000円の文庫本を300円で売りそうになったりしたくらいで。

 

日々勉強です。

 

でも、すべての本を適正価格で売る古本屋っていうのは面白くないと思うので、ところどころザルなくらいでいいのかなぁ。どうなのかなぁ。

 

10月31日金曜日)