ジュール・ヴェルヌ・コレクション

141201a90年代半ばに集英社文庫から、ジュール・ヴェルヌ・コレクションというのが出ました。11作品で全13巻。

文庫でちょっとした選集のようなもので、それ自体面白い企画だったと思います。さらにそのうえ、装画がすべてメビウスでした。

現在集英社文庫のジュール・ヴェルヌは、13巻全部は重版されてないようです。新刊書店で買えるのは、そのうち4巻くらいではないかと思います。

その4巻にしても、装画はすべて現代日本の漫画家のものになっております。メビウス装画のものを探すなら古本屋をあたりましょう。

ブックオフやなんかで見つかれば安く買える思いますが、13巻全部揃えるとなるとなかなか大変です。

このたび全13巻まとめて入手できましたので、今月の全大阪ブックフェアに並べさせて頂きます。ついでにメビウスの漫画1冊(フランス語)も並べさせて頂きます。

全大阪ブックフェアと、その後の阪神百貨店の古書ノ市をよろしくお願いします。

たにまち即売会終了(2014年11月)

たにまち月いち古書即売会に来てくださった皆様、ありがとうございました。
いい本に出会えたでしょうか?

僕は、バーセルミの『帰れ、カリガリ博士』を買いました。
搬入・設営の時に見つけて、最終日まで残っていたら買おうと思っていて、無事買うことができました。

同じように目をつけていたナボコフの『マーシェンカ』は、どうも売れてしまったみたいで最終日には見つかりませんでした。
残念。
でも、お客さんの中にナボコフ好きな人がいたんだなと思うと嬉しくもあります。

大阪古書組合では、次は来月に全大阪ブックフェアというのがあります。
90周年記念事業ということで力が入っていることと思います。
皆様ぜひお越しくださいませ。

たにまち月いち古書即売会(2014年11月)

14日(金)から16日(日)まで、大阪古書会館で古本の即売会をやっております。たにまち月いち古書即売会です。寸心堂書店も出店しております。

■今回のラインナップ

  • ちょっと古めの現代思想・ユリイカ、300円均一。
  • 岩波少年文庫、300円均一。
  • ミステリー、一部を除いて200円均一。
  • ミステリーのレアっぽいの5冊ほど。相応に高くて恐縮ですが。
  • レギュラーメンバーの世界文学の文庫。値段はまちまち。今回は英米文学、仏文学、独露文学、その他で分けました。
  • 単行本のたぐいがごちゃごちゃと。あらかた文学よりのもの。
  • 今回、プチ特集として、タイトルが『○○と××』というのを集めております。30数点集めました。『罪と罰』とか『戦争と平和』とか、そういうのです。
  • あと、ちょっと漫画を置いてあります。

■今回のオススメ

現代思想とユリイカですが、興味のあるテーマや作家が特集の号であれば、300円ならお得じゃないかなぁと思うのですが、どうでしょうか。
本当言うと、自分自身が欲しくて売れないで欲しい号とかあるんですが、そういうのもやせ我慢して並べてあります。

岩波少年文庫は好きなのいっぱいあるんですが、今回の一押しはリンドグレーンの『さすらいの孤児ラスムス』です。子どもより大人が読んで面白いっていうタイプの児童文学じゃないかと思います。

ミステリーはここだけの話、OPPフィルム巻いているやつがオススメです。読んだあとアマゾンで売れば200円以上で売れると思います。

世界文学の文庫の中では、オススメというか、自分が読みたいので並べているくせに実は売れて欲しくないと思っているのはニェムツォヴァーの『おばあさん』です。

単行本では、加藤郁乎の『出イクヤ記』とかどうでしょう。買わなくていいので、見かけたら手に取って何句か読んでみてください。

『○○と××』の中での一押しはピエール・ルイスの『女と人形』です。マゾっ気のある男子にオススメです。若い内に読むのがいいと思います。

漫画は賑やかしの立ち読み用です。どれも高いしおすすめしません。フランスの漫画の奥に大友克洋の漫画が隠れてますが、これは買われると困っちゃう。

というわけで、大阪古書会館の古本市、よろしくお願いします。

キャッチ=22

大市で買った文庫の束にジョーゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』が入っていました。

 

この本は、若島正さんが『乱視読者の新冒険』で、戦後アメリカ小説ベスト・テンのうちにあげていたので、いつか手に入れたいなぁと思っていたのでした。しかしなかなか見つけられなくて、このたびやっと手に入りました。

 

それで喜んで荷を解いてパラパラ中を見てみると、ところどころ赤鉛筆で線引きがありました。ああ。

 

まあ、自分で読む分にはべつにいいんですけども。