今週のお知らせ:23日(月)~29日(日)

大阪古書組合としては、今週はなんといっても、「大阪古典会創立114周年記念 古典籍展観入札会」のある週であります。

27日(金)と28日(土)の二日間、大阪古書組合(大阪市中央区粉川町4-1)で、一般の方も、古典籍を見ることができますし、組合員を通してですが、入札することもできます。つまり、古典籍を買えます。

当日の大阪古書組合は、さながら美術館か博物館か、という様子になっております(ガードマンまでいたりして!)。一見の価値ありです。

「一度見てみたいな、なんだったら買ってもみたいな」なんて方がいらっしゃったら、ご連絡ください。わたくし寸心堂でよければ、ご案内させていただきます。

大阪古典会のホームページに詳細が載っておりますし、目録のPDFファイルも見られるようになっております。

> 大阪古典会ホームページ

> 創立百十四周年記念 古典籍善本展観図録

ご覧ください。

 

 

たにまち月いち古書即売会2016年6月

今回の谷町月一では、特集コーナーとして、「モームと読む世界文学」というコーナーを設けました。

モーム『世界の十大小説』(岩波文庫)で取り上げられている十作品、すべて並べました。

モームと読む世界文学どーん! と、こんな具合に。全部平置き、ないし面出しで。

それぞれの小説についての話題は……

フィールディング『トム・ジョウンズ』

ジェイン・オースティン『高慢と偏見』

以下、他の小説についても書きたいけれど、谷町月一会期中に時間が取れるかどうか。

このすぐ右隣には、モームの他の本とか、十大小説で取り上げられている作家の関連本とか置いてあります。

さらにその横には、ちっちゃい「コージー・ミステリー」のコーナーあります。

コージーみんな大好きナンシー・ドリューのDVDもあります。

真ん中に平置きしているミステリ書店シリーズは、橋本聡さんの表紙も素敵な、僕のお気に入りシリーズです。

アリス・キンバリーは、クレオ・コイルの別名義です。コーヒーのシリーズを書いている人です。コーヒーのはコーヒーので好きなんですけど。

ここよりさらに右に行くと、いろいろ雑多な本が並んでます。

その気になれば、ツイッターででも紹介しようかと思います。

あとこれは、ツイッターで最近話題の #文庫川柳 の #文庫短歌 版です。

文庫短歌
パリの夜 海辺の悲劇 恋の罪
妖女のように 逃げ去る女

30点。

最後に、またチラシ作ってます。無料ですので、どんどん持って帰ってください。

下の表紙はカラーですが、実際のチラシはモノクロです。

リブレリ第1号

現地行けないけどチラシ欲しい、って方はメールでもツイッターでもなんでもご連絡くだされば、PDFファイルをメールで送らせていただきます。

現地でチラシもらったけど、文字が小さすぎて読みにくい、PDFファイルちょうだい、って方も、ご連絡くだされば同様にいたします。

今回のチラシから、タイトルをつけて、ナンバリングも1からつけました。

定期的に発行していきたいな、という意気込みを込めて。

さらに、創作もやってみました。小説書いてみました。

チラシの全ページに渡って、自分の声ばかり響いている感じになるのが嫌だったので、創作を混ぜようと考えました。

本当はショートショートで完結するものを書くつもりだったのですが、600字くらいしか枠がなくて、いくらショートショートでもそこまで短いのは思いつけなかったので、連載小説にしてしまいました。

フローベール好きとか、トム・ジョウンズお気に入りとか言っといて、書いてる小説はラノベじゃねえかwww みたいなツッコミをお待ちしてます。

今週のお知らせ:5月16日(月)~22日(日)

今週は5月20日(金)~22日(日)までの3日間、大阪古書会館にて「たにまち月いち古書即売会」が催されます。

寸心堂も参加しておりますが、ひっそり売台1台だけ……。

2つ前のエントリーでお知らせしましたが、谷町月一では「モームと読む世界文学」という小さいコーナーを設ける予定で準備しております。詳細はそちらのエントリーでご覧ください。

もう一つ。

芦屋市立美術博物館では、5月21日(土)・22日(日)の2日間、「ART MARKET あしやつくる場」というイベントがあって、そこで本を売るコーナーがあるようです。

面白そう。行きたい。行けないけど。

あと、これは地元(お隣の市)のことなので触れておきますが、枚方市駅駅前の枚方T-SITEがいよいよ5月16日(月)にオープンするようです。Yahoo! のトップニュースで知りました。

月曜は組合に行った帰りにでも、ちらっと覗いてこようかと思います。

たにまち月いち古書即売会

  • 日程:5月20日(金)~22日(日)
  • 時間:10時~18時(最終日は16時まで)
  • 場所:大阪古書会館(大阪府大阪市中央区粉川町4−1)

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モームと読む世界文学@谷町月一

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5月20日(金)からの「たにまち月いち古書即売会」では、「モームと読む世界文学」という、ちっちゃいコーナーを作ろうと思ってます。

モーム『世界の十大小説』(岩波文庫)に取り上げられている10の作品を全部並べます。

モーム『世界の十大小説』10作品一覧

  • ヘンリー・フィールディング『トム・ジョーンズ』
  • ジェイン・オースティン『高慢と偏見』
  • スタンダール『赤と黒』
  • バルザック『ゴリオ爺さん』
  • ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』
  • フロベール『ボヴァリー夫人』
  • メルヴィル『白鯨』
  • エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
  • ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
  • トルストイ『戦争と平和』

これらプラス、ここに名前が挙がっている作家の他の作品なども並べるかも。モーム含めて。

今週のお知らせ:5月2日(月)~8日(日)

今週も引き続き、ゴールデンウィーク中、各地で古本即売会があります。

まず、今週新しく始まる、中之島まつり。5月3日から5日までの三日間。

中之島まつりの古本ブースにて。寸心堂も参加します。昨年に続いて二度目。

古本ブースの位置は、中央公会堂を正面から見て、右側の道を入っていったあたりです。

四天王寺に比べるとはるかに規模が小さいので、がっつり大量に本を探したいというニーズにはあまりお応えできないかと思います。寸心堂としては、あまりディープな古本好きの方たちでなく、通りすがりの普通の方たちに喜んでもらえるような、楽しい棚を作ってお待ちしたいと思ってます。

中之島まつり(の古本ブース)

  • 日程:5月3日(火)~5日(木)
  • 時間:10時〜16時(最終日は15時まで)
  • 場所:中央公会堂のすぐ横手

 

次に、先週金曜日から引き続き四天王寺春の大古本祭り

Img 225

四天王寺春の大古本祭り

  • 日程:4月29日(金)〜5月5日(木)
  • 時間:10時〜17時(最終日は16時まで)
  • 場所:四天王寺
  • 主催:四天王寺・関西古書研究会

 

京都市勧業館みやこめっせの春の古書大即売会は、5月1日(日)から、5日(木)まで。

Img 226

春の古書大即売会

  • 日程:5月1日(日)〜5日(木)
  • 時間:10時〜16時45分(最終日は16時まで)
  • 場所:京都市勧業館みやこめっせ

 

先週のもりのみやキューズモールでのもりのみやの古本展はいかがでしたでしょうか。

初めてでしたが、なかなかいい催しだったんじゃないでしょうか。僕は楽しかったです。

来年もやれるんでしょうか。どうなんでしょう。

それでは、今週は寸心堂は中之島まつりでお待ちしております。よろしくお願いします。

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