天神さんの古本まつり初日

 10月9日金曜日、晴れ。

 本日、天神さんの古本まつり初日でした。

 寸心堂書店は昨年に引き続き二度目の出店となりました。昨年はゲストとして、今年は大阪古書研究会の一員として。

 初日の朝は本部のお手伝いをしてました。本部は百円均一本のレジや荷物の預かり、本の発送など。
 12時半頃に抜けるまで、ものすごく忙しかったです。本部当番は大変。

 少しお昼休みを取って、13時頃から自分のテントでレジ当番を。17時最後まで。

「残雪ありますか?」と聞かれて、自信満々に「ありません」と断言したら、そのお客様がウチの棚から池澤夏樹=個人編集世界文学全集の残雪の巻を持ってこられて、「この本は持っているんですが、他のは……」と。
 お恥ずかしい。
 いいかげんなことを言ってしまい、申し訳ありませんでした。
 しかし、それ以外は確かに持っておりません。

 そんなこんなの初日でございました。
 二日目以降、上記のような失態は繰り返さないよう気をつけますので、あと四日間、よろしくお願いします。

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たにまち月いち古書即売会2015年9月

 寸心堂書店の今月の谷町月一は、150円均一文庫が木箱9箱と平台4分の3くらいと、小特集としてデカルト関係本を並べました。

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 150円均一文庫は、玉石混淆なんだろうと思います。僕自身内容をよく把握してません。僕自身の好きな分野の文庫については、「これが150円ならお得だと思うけどなぁ」というものが、けっこう入っていると思います。

 小特集スペースを作ることだけは早々に決めていたんですが、何の小特集をするかについてはなかなか決まりませんでした。
 結局デカルトになったのは、自分がデカルト好きだというのと、たまたまこれらの本がまとまって手に入ったからです。 

 デカルト好きといっても、文庫や新書で出ている『方法序説』と『省察』 を読んだのと、デカルトに関する概説書や入門書の類いを読んだことがあるだけですが。
 それで、「いずれデカルト著作集欲しいな」と思っていたところ、最近の市に出てきたので落札したのでした。古本屋の役得でございます。

 でも、読む前に売りに出してしまうっていう。
 うーん、売れなくていいです。今回のデカルト特集は飾りです。

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阪神夏の古書ノ市最終日

 8月18日火曜日。晴れ。

 阪神夏の古書ノ市最終日。

 京橋のブックオフを覗いて、鷗外近代小説集、鏡花怪異小品集など買ってから阪神百貨店へ。

 谷町月一の準備などしてから出たので、阪神に着いた時にはもう古書ノ市が終わる一時間前頃。
 最終日はほぼ、撤収しに行っただけ、みたいになる。

 寸心堂書店の本で一番最後に売れたのは、レヴィナスの『困難な自由』の洋書ペーパーバックでした。

 阪神夏の古書ノ市、一週間を通してたくさんのお客様に来ていただき、ありがとうございました。阪神ではまた年末、年の瀬に古書ノ市があると思いますので、そちらでもまたよろしくお願いします。

 直近のたにまち月いち古書即売会では、恒例(ってまだ2回目)の文庫150円均一と、今回の阪神夏の古書ノ市で売れなかったけれども店主のおすすめ本を厳選したコーナーを作ってお待ちしております。

阪神夏の古書ノ市六日目

 8月17日月曜日。曇り時々雨。

 阪神夏の古書ノ市六日目。

 今日も阪神に顔を出したかったのですが、今週に控えた「たにまち月いち古書即売会」の準備のため、朝から夕方まで事務所で荷物を作っていました。

 ですので、阪神の様子がどうだったかについては分かりません。

 お盆休みが明けたサラリーマンの方が、仕事終わりにちょっと寄って行ってくれていたりしたらいいなぁ、なんてことを想像しますが、いかがでしょうか。

「たにまち月いち古書即売会」は、今週21日金曜日から、土曜、日曜までの三日間、地下鉄谷町線の谷町四丁目と谷町六丁目のちょうど間くらいにある大阪古書会館の一階にて催されます。
 阪神夏の古書ノ市に参加しているお店も何軒か、引き続き谷町月一にも出ますし、阪神に出ていないお店もたくさん谷町月一に出られるので、皆さま「たにまち月いち古書即売会」の方も、よろしくお願いします。

 阪神夏の古書ノ市は、まだもう一日あるので、最後の日もよろしくお願いします。

阪神夏の古書ノ市五日目

 8月16日日曜日。晴れ、午後から時々雨。

 阪神夏の古書ノ市五日目。

 最後のレジ当番で、一日阪神にいてました。

 開店前に補充、閉店後にも補充。

 齋藤磯雄訳の「リラダン全集」など出しました。全五巻揃っております。揃ってますがバラ売りしてます。揃いだと3、4万してなかなか手が出ないと思いますので、バラでどれか一巻だけでもどうでしょう?

 今回目録にも載せて推した「池澤夏樹個人編集=世界文学全集」は、今日の時点で、全30巻中22巻売れてました。一度の即売会でこんなに売れるとは思ってなかったので驚きです。
 あと二日で全部売れたりしたら、それはもう「奇跡」ですね。

 奇跡起きないかなぁ。

 レジに立っていると自分のお店の本を買って行ってくれるお客様をじかに見ることができるのが嬉しいわけですが、さらに、密かに推している本が買われていくのを見るのも、すごく嬉しい瞬間です。

 僕のお店は、わりと自分の好きな本ばかり扱っているので、何が売れてもけっこう嬉しいんですが、時々すごく思い入れのある本があって、しかもそれが、あまり人気はないというような本の場合にとくに、売れた時すごく嬉しかったりします。

 今日は、飛火野耀の『もうひとつの夏へ』が売れた時が、そういう感じでした。若い女性が買っていってくれておりました。お友達になりたい。

 というような五日目でした。
 あと二日、よろしくお願いします。