古本屋日誌:10月19日(月)〜25日(日)

 H会の市の日。
 市に行く前に梅田は阪急の地下で、ラヴィルリエさんのケーキを食べる。

 この日のH会は荷物がいっぱいで、通常市なのに組合の一階にも荷物が並んだ。荷物が多い分たくさん入札したけれど、数はあまり落とせなかった。ウェイン・C.ブースの『フィクションの修辞学』を含む一束を買えたのはよかった。

 モデルナさんと雑談で、「ユリシーズの初版はいくらくらいしますかね?」という話が。
 ユリシーズはシェイクスピアアンドカンパニーで出たんだろうなぁと思って、「ジョイス・ユリシーズ・シェイクスピア」でググったところ、海外の古本屋が5万ドル前後で売っているのを発見。
 市にポロっと出て来て、自分だけがそれに気がついて、ものすごく安く買えたりしたらいいんだけどなぁ、なんて妄想をたくましくしました。

 市のあと、組合の近くのポッロさんでパンケーキを。

 組合に行って、NS会の荷物を作る。目録が取れそうなものをピックアップした。

 NS会に出品する荷物を整理するため組合へ。
 家を出た時に読み始めたメルヴィルの「書記バートルビー」が面白すぎて、天満橋に着いても組合へは向かわず、読了するまでスタバに居続けた。
 読了してから組合へ。時々NN会を覗きつつ、組合の三階でNS会の荷物を作り続ける。

 HH会の日。
 組合に寄って荷物を下ろしたり積んだりしてから今市へ。
 今市のHH会では、ロビンさんの出品を1点購入。
 今市からの帰り、古川橋のブックオフで漫画を売って2100円ゲット。

 NS会出品の荷物の整理で組合へ。
 組合で作業中、たつる文庫さんが来て、組合の目の前のマンションでの買い取りに一緒に行くことに。
 たつるさんも僕も買い取りはあまり上手じゃなくて、もっと慣れた古本屋さんだったら、きっともっと安く買っただろうなと思うくらいの値段で買い取りをして、「これを市に出して、買った値段行きますかねぇ?」と不安にかられることに。

 帰りしな、谷町二丁目あたりのアシッドラシーヌさんに寄って、ケーキを買って帰る。

 NS会の準備のため組合へ。
 出品の準備のあと、荷物を並べるところまで。
 帰りにはまおさんのお店に寄って、荷物を預かって帰る。 

 兵庫の市に行く予定だったけれど、結局オフに。
 本を収納するケースを買いに行ったり、モスバーガーの期間限定バーガーを食べたり、競馬の菊花賞でキタサンブラックが勝つところを見たりした一日。

 今週は、甘い物いっぱい食べました。

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古本屋日誌:10月12日(月)〜18日(日)

 天神さんの古本まつりの四日目。
 途中、市のため組合へ。ささっと入札してすぐに天神さんに戻ろうとしたところ、はまおさんに呼び止められ、三重の古本屋さんのぽらんさんを紹介していただく。
 この日の天神さんのあと、はまおさんたちはぽらんさんたちと飲みに行ったらしい。行きたかったなぁ。

 天神さんの古本祭り、最終日。
 撤収作業が、自分が予想したよりははるかにスムーズに行きました。はまおさんが音頭を取ってくれたおかげで。
 最後は赤帽のアイエーさんが組合に運んでくれた荷物を下ろす作業をお手伝い。それが終わった時に、そこにいたみんなで飲みに行くような流れだったのですが、僕は帰ることに。行きたかったんだけど。

 週末の一箱古本市のためのディスプレイ商品を見るために梅田大丸の東急ハンズへ。
 あらかじめ何を買おうと決めて見に行ったわけでなく、何かディスプレイの仕方のヒントになるようなものはないかなぁとプラプラ。結局特に面白いアイデアも思いつかず、本立てだけ買ってハンズを後にする。
 それから組合へ。天神さんから撤収した荷物を片付けに。
 その後四天王寺へ。四天王寺の大古本祭りを見に。遅くなり過ぎて、着いた時にはもう終わっていたけれど。みゆきさんのところの撤収作業をちょっとだけお手伝いした後、天王寺でコロッケを買って帰る。

 はまおさんのところへ寄ってから組合へ。
 組合で荷物をガサゴソしてからHH会の方へ。
 HH会の帰り、古川橋のブックオフ、守口ジャガータウンのブックオフ、枚方ベルパルレのTSUTAYAに寄る。  

 翌日に控えた一箱古本市の準備をする。 

 グランフロント大阪北館1Fで一箱古本市。
 自分のコミュニケーション弱者っぷりが恨めしい一日に。
 それでも、自分にしてはよく頑張って、お隣になった1003さんとは少しは話ができたし、最後になったけれどツイッターでいつも見ている大吉堂さんにご挨拶もできたし、ピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』をテーマでブースを出していた方に声をかけさせて頂いたりもできたし、今回参加してよかった。
 またどこかに出たいなあ。

 一日まるっとオフ。

 この週は、天神さんから続けて一箱古本市もあって、バタバタと過ぎました。

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古本屋日誌:9月28日(月)〜10月4日(日)

 NS会の日。
 車を修理に出していて、かつ代車がなかったので、この日はレンタカーを借りて組合へ。
 自分の車以外運転したことがないので若干不安でしたが、しばらく乗っていると、むしろ楽しくなってきました。
 しかし、丸一日借りておおよそ5000円というのは痛い出費でした。
 帰りの車中から見上げた月がものすごく明るく大きかった。この日スーパームーンでした。

 NS会が済んだので、この日から天神さんの古本まつりに向けた準備に本格的に取りかかる。
 搬入日から逆算したところ、「間に合わないんじゃないか?」というくらいの時間しかないことが判明して焦る。

 もうだいぶ前から調子の悪いプリンタを買い換える決断をし、即注文をした。エプソンダイレクトにて。
 天神さんに向けて、値札の印刷や栞の印刷を控えているので、ここで思い切って。 車の不調でもお金がかかり、プリンタでもと、なかなか痛い出費ですが。やむなし。

 前の日に注文したプリンタがもう届く。早い。ありがたし。
 結局、前回(2年前)買ったプリンタとまったく同じ物を買いました。

 天神さんに出す本の準備をせっせと。

 車が修理から戻ってこず。
 修理に出す前にどのくらいかかるのか尋ねなかった自分が悪いのだけれど、なんとなく木曜くらいにはすでに戻ってるだろうと思い込んでおりました。
 車が無いので電車で組合へ。月曜日の市で買った荷物などを整理しに。
 それからHH会のため地下鉄で太子橋今市へ。
 HH会のあと、地下鉄で南森町に戻り矢野書房天満橋店へ。NS会に出品をお願いしていた分の売上を届けに。かつ、天神さんの段取りの相談など。
 その後歯医者へ。

 車の修理が済んだということで、お昼頃車を取りに行く。

 それ以外の時間は、天神さんに出す本の準備をせっせと。

 修理から戻ってきた車で組合へ。木曜に整理して組合へ置いたままだった荷物を取りに。車のブレーキの調子はすこぶるよし。

 天神さんの準備をせっせと。

 一日天神さんの準備。
 間に合うかどうかギリギリという感じ。
 天神さんの初日、棚がスカスカだったら、笑ってください。 

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古本屋日誌:9月21日(月)〜27日(日)

 世間が連休中でも古本屋の市は普通にあります。
 この日はHK会の市。堺市の実家の方から組合へ。
 地下鉄の休日フリーパス(エンジョイ・エコカード)を買ったので、「いっぱい地下鉄に乗らなきゃ損だ」と思い、市は入札だけして早めに引き上げて、難波方面に遊びに行く。まあ古本屋をハシゴしただけですが。
 この日は自宅に帰らず、実家の方へ。
 実家の近所の紀伊國屋書店でナボコフの『記憶よ、語れ—自伝再訪』 (若島正訳)を見つけて衝動買い。けっこう前(一ヶ月以上前)に出ていたのに気付かず。どんくさい。

 実家から組合へ。車で。サイドブレーキを引いた時に点くランプがつきっぱなしになる。「あー、なんか点いたままだなー」と暢気に構えていたら、のちのち大変な目に。
 組合に寄って少しばかり荷物を積んでから交野の自宅へ。
 事務所と倉庫で、自分が所属するNS会の目録に載せられそうな本を見繕う。気合いを入れて準備した本が、市の当日物議を醸すことになるも、この時はもちろんそんなことはつゆしらず。

 NS会に出品する荷物を組合へ持ち込んだ上で整理をする。
 夕方、天神橋筋商店街へ。古本屋を何軒かハシゴした後で、R’sギャラリーでやっていた落語を観に行く。最終日の最終公演を。
 落語好きというわけではないけれど、実際観ると面白いもんですね。
 公演後、はまおさんと合流し、後片付けをちょっとだけお手伝い。

 HH会の市の日。千林駅まで電車にて。
 今週はまあまあの出品の量だったかと。

 さらにNS会に出品する荷物を積んで組合へ。
 この日の行きの運転中のこと。トンネルで前の車との車間距離が縮んだので軽くブレーキを踏んでみるも、ぜんぜん車のスピードが落ちず。「え? なにこれ?」と。ブレーキペダルの感触を確かめると、明らかにおかしい。スカスカで、床までベタ踏みしてやっと減速し始める感じ。
 それから組合まで、こわごわ運転を続ける。なんとか無事到着。
 車のことは気になるけれど、ひとまず市に出品する荷物の整理を。
 一冊一冊中身を確認してメモなど取りながらやっていたら、「お、終わらない……」という雰囲気になってきたので、終盤はペースアップ。みんなチェックしたかったので、残念無念。
 この日は車を置いて帰ることに。 

 NS会の準備のために組合へ。
 この日はNS会の準備を手伝うべき日だったのだけれど、自分の荷物を処理するのに時間がかかって、ほとんどみゆき会長とロビンさんにお任せになってしまいました。すみません。

 組合作業を終えた後、車問題の解決へ。
 車に積んだままにしてあった車の説明書を見ると、サイドブレーキを引いた時に点くランプが消えなくなったらすぐに修理屋さんに持ち込むようにと書いてあった。あれは「ブレーキオイルが減ってるよ!」という警告だったんですね。
 実際、ブレーキオイルを見ると著しく減っていた。この日は組合の近くのパーツ屋さんでブレーキオイルを買って注ぎ足して帰りました。
 無事自宅に帰りついて、車を買ったお店に連絡して翌日見てもらうことに。

 ジョブカーズさんに車を持ち込む。
 代車が無かったので、交野市駅前のエコレンタカーさんに行って会員になり、翌日のレンタルの申し込みをする。
 その足で枚方に行き、いつもの床屋さんで散髪を。

 今週はなんだか慌ただしい一週間でした。

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古本屋日誌:9月14日〜20日(日)

 SK会の市で大阪古書組合へ。
 最近事務所も倉庫も本がいっぱいなので、市での買い物をしぶりがち。この日も3点ばかりしか買わず(買えず)。  

 組合からの帰り、天満橋のジュンク堂でパスカル『パンセ(上)』 (岩波文庫)とメルヴィル『書記バートルビー/漂流船』(光文社古典新訳文庫)を買う。

 谷町月一の準備。文庫に値札のスリップを入れたり。倉庫に行って文庫木箱に文庫を詰めたり。
 特集はデカルトで行くことに決める。デカルト関連本を集める。 

 谷町月一の準備仕上げ。デカルト関連本の値札を作ったり。

 谷町月一の搬入のため大阪古書組合へ。午前中に棚を作り、お昼頃にはHH会のため今市の方へ。
 お昼からHH会。先週、先々週と荷物が少なかったけれど、この日はそこそこ。
 HH会では何も買えずに帰ることもしばしばあるけれど、この日は一度、気合いを入れて発声。気合い入っているのが伝わったのか、みなさん遠慮してくださって落札できました。
 トマス・ネーゲル『どこでもないところからの眺め』(春秋社)など、哲学系の本を仕入れました。買ってください。

 私用で名古屋へ。
 この日から「たにまち月いち古書即売会」でしたが、今回はまったくレジ当番などできず。日曜日の片付けの直前まで帰ってこられない予定。

 名古屋では観光する時間はほぼなし。
 ブックオフを2軒覗いただけ。

 名古屋で私用。
 午前中だけ時間が空いていたので、一人でヤマザキマザック美術館へ。いい美術館でした。
 お昼からは熱田神宮に行ったりやなんか。夜はコース料理を食べたりやなんか。私用です。

 けっこう朝早くに名古屋を発った。渋滞もあったりして、大阪は中百舌鳥辺りに帰ったのが14時くらい。
 中百舌鳥に来たのは、第3回文学フリマ大阪を覗いてみるため。 覗いてちょっと本を買いました。
 それから大阪古書組合へ。谷町月一の片付けが始まる直前くらいの時間になりました。
 その後撤収。打ち上げ。

 あんまり仕事してない一週間でした。

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