みつばち古書部2度目の当番日のこと


11月2日木曜日、みつばち古書部2度目の店番でした。

寸心堂1号(♀)と2号(♂)、二人で店番しておりました。

この記事を書いているのは2号の方です。

帰宅中にツイートした通りで、僕は古本屋の店番を楽しむ才能に溢れていると思います。お客さんを楽しませる才能に欠けている分を補ってあまりあるほどの才能が。

いやいや、補えてないから。

というわけで、今回もまた楽しかったです。

今回は、――「週刊朝日百科世界の文学」を1冊プレゼント――というのをやりました。


店先の面陳什器にずらっと並べて置いていたんですが、これが意外と好評というと手前味噌ですが、お客さんとのコミュニケーションのきっかけになったという意味で、よかったです。

「これいくらですか?」「あ、それはですね……」
という調子で。

普通に買うから売って欲しいと言って下さったお客さんも2人はいました。

ふだん即売会の時に置いていてもなかなか売れないんですが、ずらっと面陳できるくらいのスペースがあれば、もしかしたらけっこう買って頂けるのかもしれない。

今度一度、即売会の時に試してみます。

楽しかったのですが、一つすごく後悔というか反省していることがあります。

お一人、かれこれ一時間くらい棚を見て下さっていた方がいて、最終的に数冊買っていかれたんですが、その方にレジでの最小限のやりとり以外に、一言も声をかけることができなかったこと。

だいぶ長いこと居てはるなぁと思った時に、椅子でもすすめようかな? なんだったら、「お茶でも飲まれますか?」とか言おうかなとか、いろいろ思っていたんだけど、結局一言も声をかけられず。

思い返すと自分のふがいなさが残念で。

「お客さんを楽しませる才能に欠けている」って冗談じゃなくて、本当にそういうのうまくやれないんです。場数を踏めば、もうちょっとスマートに振る舞えるようになるのかなぁ?

あと、二ヶ月に一回の頻度でしか店番に立てないので、知り合いに来てもらえるとすごく嬉しいです。

僕も1号もそうなんだけど、二人とも客商売向いてないんじゃないかなと思うところとして、「情が入り過ぎる」っていうのがありまして。つまり、なんていうか、お客さんのこと好きになっちゃうんですよね(笑)

「お店の人―お客さん」関係じゃなくて、なんかもう「友達になりたい」みたいに思っちゃって、駄目ですね。これだと、片思いばっかりしていて疲れてくるような感じです。客商売向いてないっぽいです。

ツイッターもだから、実は「向いてないなぁ」と思いながらやってます。

人のツイート見てたら、その人のこと好きになっていくんだけど、なんかの話題の時に、あ、これちょっとリプライしようかなと思った時にはじめて、自分しかフォローしてなかった!(フォローされてなかった!)って、気がついたりして。

切ない日々です。

そんな中(どんな中だか)、寸心堂が店番だからと来て下さった一馬書房さん、にゃんこさん、ありがとうございました。

一馬書房さん、もうちょっとゆっくりしていってくれてよかったのにぃ、と思いましたよ。「コーヒーでもどうですか?」って言ったの、本気でしたからね。コーヒーでも飲んでゆっくりしてって欲しかったんです。ま、開いてると思ってたコーヒー屋さん、休みだったけどね!

一馬書房さん、この日のこと記事に書いて下さってます。

2017.11.02 寸心堂書店様の営業にお邪魔してきました。

にゃんこさんは学校で育てている落花生を持って来て下さいました! おいしかったです。1号もすごい気に入っていて、おいしかったゆっといて、お礼ゆっといてと何回も念を押されました。

文アルのお話、楽しかったです。文アル一周年を過ぎて新要素も来るし、またお話のお相手してね!

とまあ、こんなこと書いてたら、「寸心堂の店番の日に行ったらあることないこと書かれてしまう!」と思われて、みんな来てくれなくなっちゃうな。こういうの、今回限りにしておこうかな。

情が入り過ぎる1号と2号は、その日の反省会で「みつばち古書部の人誰も来てくれなかったね、うちら人気ないね」「そだね」ってしんみりしてました。

人生の基調は切なさだと思ってます。セラヴィ。


ポッロさん選曲のBGMは、いかがでしたでしょうか?

ポッロさんに駄目と言われなければ、今後も寸心堂が店番の日はポッロさん選曲のBGMを流させて頂こうと思っておりますので、音楽好きの方、ぜひお越し下さい。

というか、音楽好きの方は、ポッロさんへ行って下さい! ポッロさん、お店が休みの日に店内でDJイベントをやっちゃうくらい音楽好きの方たちです。ぜひぜひ。

cafe&zakka pöllö

大阪古書会館のわりと近くです。

なんでしたら、谷町月一の時にでも合流してご一緒しますので、「連れてって!」って声かけて下さい。

寸心堂の3度目のみつばち古書部店番は、来年1月の予定です。その際は、どうぞよろしくお願いします。

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みつばち古書部店番日の顛末:2017年9月22日(金)

2017年9月22日金曜日、みつばち古書部のはじめての店番の日でした。

朝、この日は一日雨だと分かった瞬間、「ああ、これは切ない一日になるかもしれないな」と覚悟しました。

でも逆に、あまりお客さんが来てくれなかったとしても、「店番が自分だからじゃない。雨のせいだから!」と言い訳できるなぁと思ったりもしました。

そんな風に若干不安な気持ちを抱えて店番に向かいお店を開けましたが、いざ始まってみると、もう一日ずっと楽しかったです。

こんな楽しくていいのかな!? っていうくらいでした。

「おすすめの外国文学プレゼント企画」なんていうのを一応告知しましたが、正直、この企画に乗って遊んでくれる人なんて現れないかもしれないなと思ってました。

それでも、いざそういう人が現れた時にはいろんなタイプの方に対応できるようにと、この企画用の本だけで40冊くらい用意して臨みました。

これだけ準備して臨んで結局一日まったく声をかけてもらえなかったら、売上げがどんなだったとしても、多少(あるいはものすごく)切ない気持ちになっていたかもしれない。

ところが、お店を開けてからそう時間が経ってない頃に、この企画を知っている方が現れてくれたのでした! テンション上がりました!

そして、結局この日四人の方がこの企画のお相手をして下さいました。

ものすごく嬉しかったです。ありがとうございました。

他にもいろいろ楽しいことがありました。

阪神では『愚者の船』を、中之島では『乱視読者の英米短篇講義』を買って下さっていたらしい、枚方(!)の方といろいろお話しできたのも嬉しかったです。

そのとき話題に出ました『アーダ』ですが、その後買いましたよ!

キンモクセイ文庫さんが外国文学プレゼント企画に付き合って下さったのも嬉しかったです。あと、キンモクセイさんがいる時にいた他のお客さんが「田辺聖子」と言った瞬間のキンモクセイさんのキランとした目を見られたのが面白かったです。

僕最近、田辺聖子さんの古典エッセイもの集めてます!

谷川俊太郎の詩集を買ったうえで、外国文学プレゼント企画の存在を知っていた方には、ボルヘスの『詩という仕事について』をおすすめしました。この方が、お店のこと(「お店しないんですか?」と)聞いて下さいました。

この日の店番がものすごく楽しかったので、やっぱりお店やりたいです! はんのきさんみたいなスタイルでやるということで、一緒にやれる方と、あといい感じのロケーションを探してます!

大学の講義が五限まであるから行けないと言っていたにゃんこさんが、閉店間際に駆け込んで来てくれたのも嬉しかったです。わざわざ僕が店番だからって来てくれるって、ありがたすぎます。

今後ともよろしくお願いします。

にゃんこさんは外国文学プレゼント企画について何も言ってくれなかったけど(笑) こっちから押し付けました。「外国文学は読まないんですか?」とか言って。受け取って頂いてありがとうございます。「オメラスから歩み去る人々」だけでもいいので、読んでみて下さい。

というようなわけで、たいへん楽しい一日でした。

それもすべて、来て下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。

次は11月2日(木)になります。

また平日なので、お客さんの数は少ないかもしれません。ですので、数少ない寸心堂書店が嫌いでないアナタ、有給取ってまでとは言いません、多分また19時までやると思うので、仕事帰りにでも寸心堂に会いに来て下さい。

お待ちしております!

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たにまち月いち古書即売会レポート:2017年9月

今月のたにまち月いち古書即売会は、9月15日(金)から9月17日(日)です。大阪古書会館にて。

台風どうなるんでしょうね。日曜とか、お客さんぜんぜんいないような天気かもしれないですね。

寸心堂は土曜日のお昼からのレジ当番となっております。

新ネタコーナーの一角。

バルガス=リョサ『果てしなき饗宴』、手放したくないのに並べてしまってます。バルガス=リョサによる『ボヴァリー夫人』論です。僕はこれを読んで、筑摩書房に電話してフローベール全集を取り寄せてしまいました。ネットで本を買うってのがそれほど一般的でなかった頃の話。

今村夏子さんの文庫は、Sさんがツイキャスで話してたので並べておきました。もう手に入れてますかね?

今回売台2台の内1台丸々を300円均一にしました。

ここのところずっと倉庫を整理しておりまして、わりと太っ腹になんでもかんでも300円の値札つけております。

300円均一は天神さんの古本まつりでも続けるつもりでして、この先もしばらく300円均一本をじゃんじゃん作っていきます。

きっと多少は掘り出し物もあるかと思いますので、どうぞ好みの本を探して下さいませ。

アレ、PRANKコーナーもありますが、今回はココで買うより、文フリ大阪に行きましょう。僕も行きます。

誰か会場で落ち合いませんか?

文フリ大阪は18日(月)11時から17時、堺市産業振興センターにて。

文フリ大阪に行ったら天牛堺書店中もず店にも立ち寄りましょうね。

それでは、よい週末を!

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たにまち月いち古書即売会レポート:2017年7月

今月のたにまち月いち古書即売会は7月14日(金)から7月16日(日)です。

設営日に撮った写真を元に、寸心堂の棚をちょこっと紹介いたします。


いつもの猫です。

本の問い合わせより猫の問い合わせの方が多いっていう、なかなかにキャッチーな猫です。

猫のそばは村上春樹、サリンジャー、トゥーサン、ジョン・バース、ジョン・ファウルズ。

左下には、先月のブルームズデイの時には並べられなかったジョイスの『ユリシーズ』も並んでます。


ツイートで触れたガダマー選集全10巻。存在感がすごい。

どなたか買って下さい。

ガダマー選集の横は、ショーペンハウアーでこれもドイツ語です。『意志と表象としての世界』他5巻。

貴重な棚スペースがほとんど文庫で埋まってます。全部売れてもたいした売上げになりません。

やっぱりガダマー選集売れて欲しいです。


『アレ』と『PRANK!』は定位置にあります。評論系ということで、あずまんの昔の本も一緒にちょっと並べてます。

あと、アレ★Club代表の山下さんがゲーテ好きということで、シュタイガーのゲーテ評伝も置いてみたり。


面出し。

前回はかっこつけておしゃれっぽい洋書とか並べてたらぜんぜん動かなかったので、今回は手に取りやすそうな本を並べてみました。

おすすめな本がいっぱい並んでいるんですが、あえてノーコメントで。


足元には集英社の世界の文学などずらりと。青いやつです。

箱・帯はちょっとくたびれてますが、本はまあまあきれいと思いますし月報もついてます。

この辺は全部300円です。

ざっとこんな具合です。

寸心のレジ当番は日曜日の朝からお昼過ぎまでです。会いに来て下さい。

他の日も一度は必ず様子を見に行きます。

補充はいくらでもあって、売れれば売れるほどさらに本を出せますので、迷ったら買うという方針で、どうぞよろしくお願いします。

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古書即売会設営の様子と、古書即売会で活字系同人誌を扱うことについて

連続写真でたにまち月いち古書即売会の設営の様子をご紹介します。


これから木箱を並べます。


木箱を並べました。


本を適当に配置していきます。


はい、出来上がり。

って、前の写真からこの写真まで、すごい時間かかってるんですけどね。

これが1台目。

これが2台目。

2台目の角に、『アレ』あります。
面出ししているのは見本誌で、買われる場合は横の袋入りのをレジに持って行って下さい。

3台目もあります。

今回から<アレ★Club>さんの『アレ』を扱うことになった経緯というか、僕の動機についてちょこっと書いておきます。

寸心堂は現在店舗を持ってないんですが、店舗を持ったらどういう古本屋をやりたいかということについては、いろいろイメージを持っています。

その中で、文芸同人誌コーナーのある古本屋をやりたいな、ということがずっとあったのです。

書く人とか書くことに興味のある人が集まる、サロンみたいな雰囲気もあるお店ができたらいいなと思ってました。思ってます。

書く人っていうのは読む人でもあると思うし、そういう人は古本も買ってくれるのではないかなとも思いますし。

そんなことを思っているということは、ほとんど口に出したことなかったのですが、たまたま<アレ★Club>さんが声をかけて下さったので、やった! 来た! と思いまして、こういう運びになりました。

<アレ★Club>代表の山下さんと、事務局長の永井さんに会いましたが、すごい好青年たちでした。アレな感じの人たちでなくてよかったです。僕の方がよほどアレな感じで……。

古本の即売会で文芸系の同人誌(の新刊)が売れるかどうかについてはまったく未知数ですが、面白そうだと思うのでずっと続けるつもりです。

寸心堂が出ている古書即売会に行けば、一角は文芸同人誌コーナーだと認識されるようになりたいと思っております。

文芸系の同人誌、自薦他薦を問いませんので、ご紹介下さい。

僕の方から「扱わせて下さ~い!」って、なかなかいけないと思うので(シャイだから)、皆様の方からぜひ、よろしくお願いします。

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