第8回水の都の古本展


第8回水の都の古本展、いよいよ始まりました。

2月21日(火)10時から、2月24日(金)17時まで。

最終日以外は毎日20時までやってます。

大阪市中央公会堂の2階、第6・7・8会議室にて。

以下、搬入日設営直後の写真です。コメントをつけて紹介していきます。

こんな感じです。あらかた外国文学関係、一部哲学・思想、上の写真では奥の方に行くと、翻訳じゃない本がちらほらと。

あと、お菓子関係の大型本がちょっと並んでます。イルプルの弓田亨さんの本とか。

余談ですが、東京の市に行った時、代官山のTSUTAYAを覗きに行ったその足で、イルプルシュルラセーヌにも行ってきました。スイーツ男子(中年)の寸心堂です。

いつもの猫ちゃんがいて、ナボコフ・コーナーなど。

これも思い出したついでに余談ですが、上の写真の右上にちらりと写っている『作家の聖別』という本、代官山のTSUTAYAで買いました。

新刊で買って古本として売ってるので、まあぜんぜん儲からないことったら。

文庫コーナーもあります。

が、谷町月一から(もっと言うと年末の阪神百貨店の催事から)あまり増えてません。

増えてませんけど、うちはけっこうロングセラーな本を扱っているつもりなので、息長く売っていきます。

本が変わらなくても、買い手の興味が変われば、以前買うつもりにならなかった本でも買う気になったりしますよね? というわけで。

ちょっとだけ洋書のコーナー。

左の方にBD(フランスの漫画)が少しあります。

一番手前はバスティアン・ヴィヴェス。最近何冊か翻訳されてますが、写真で見えるのは邦訳されていない本。翻訳が出ている『ポリーナ』もあります。

奥にニコラ・ド・クレシーの本が2冊あるんですが、なんとこれらについては、邦訳本が梁山伯さんのところで買えます。たまたまカブりました。原書と訳書、まとめて買うチャンスです。ちなみに『氷河期』と『天空のビバンドム』です。

これは梁山伯さんのコーナーの本。

バベルの図書館のシリーズがまとめてどばっと。ああ、僕が欲しいわ!

というような感じで、お馬さんも待ってますので、どうぞ水の都の古本展に足をお運び下さいませ。

よろしくお願いします。

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今週のお知らせ:2月20日(月)~26日(日)


いよいよ年に一度の、大阪市中央公会堂での古本市、「水の都の古本展」です。

2月21日(火)から24日(金)まで。

火曜日から木曜日までは10時から20時まで。最終日の金曜日は17時までです。

水の都の古本展は今回で8回目になるそうですが、寸心堂は昨年はじめて参加して、今年で2回目になります。

去年は毎日現場に行って、大阪古書研のみんなと一緒に過ごせて楽しかったです。みんな話が面白いんですよね。僕は面白くないんで、観客になってました。

今年は、自分が所属する市会の特別市を直後に控えているため、現場には、多分毎日夕方から夜にかけてしか行けないと思います。残念過ぎる、アンド、古書研の皆様にはご迷惑をおかけいたします、すみません。

平日しかやってませんが、通学・通勤帰りにでも、ぜひお立ち寄りください。

第8回水の都の古本展

  • 日程:2月21日(火)~24日(金)
  • 時間:10時~20時(最終日は17時まで)
  • 場所:大阪市中央公会堂(2F第6・7・8会議室)
  • 参加店:一冊堂、厚生書店、杉本梁江堂、寸心堂書店、モズブックス、駱駝堂、梁山泊

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たにまち月いち古書即売会:2017年2月


2月17日(金)から三日間、大阪古書会館にて、「たにまち月いち古書即売会」です。

写真は前日搬入の時の寸心堂の棚の様子です。

本を準備している時は、「まあまあいい本を用意できてるんじゃない!?」と気持ちが高揚するんですが、いざ実際に並べてみると、いつも自信喪失して、ぜんぜん売れないような気がしてきます。

始まってみると、いつもだいたい、ぜんぜん売れないというほどのことはなくてほっとするんですが、即売会は何度やっても、並べてから初日が終わるくらいまでは、「ぜんぜん駄目だったらどうしよう……」という不安な気持ちで過ごしております。

今回は搬入の日、いろいろ忘れ物をしてしまって、搬入日の段階では並べが完了してません。

本を面出しする本立てを忘れてます。

あと、告知をしていた本を持ち込むのも忘れてしまっております。岩波少年文庫のやつです。初日朝開店前に持ち込むつもりですが……。遅刻したら、ごめんなさい。

今回は「即売会準備中:○○」という記事を書いて、いくつかの本を紹介してきました。以下、それらの記事の一覧です。今後も即売会前にはやっていきたいと思ってます。

大友克洋『童夢』

ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』

神西清『堀辰雄文学の魅力』他9冊

集英社ギャラリー・世界の文学

岩波少年文庫創刊40年記念特装版

ハイデガー選集なんていうのもあります。

『存在と時間』に何度挑戦しても途中で挫折してしまう方(私です)、ハイデガー選集中の薄めのやつから読んでみるのはいかがでしょうか。

写真の棚の裏側にも売台一台ありまして、文庫木箱9箱分と、平台はだいたい300円の本が並んでます。あと、足下にも本が並んでまして、それらもだいたい300円です。

たにまち月いち古書即売会は、2月19日(日)まで。僕は日曜の午前中がレジ当番です。

どうぞ皆様、よろしくお願いします。

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2月の即売会準備中:岩波少年文庫創刊40年記念特装版


昨年、「たにまち月いち古書即売会:2016年11月」という記事で、初期岩波少年文庫の復刻版を紹介しました。

今度は岩波少年文庫創刊40年記念の特装版です。これも復刻版と同じく全30巻あります。

今度のは、珍しい(手に入りにくい)タイトルのものはほとんどありません。なので、復刻版の時より安い値付けをしてます。

今回ももちろんバラ売りするので、懐かしのタイトルとか、どうぞ手に取ってみてください。

なかなかに美しい本なので、手に取ってみると欲しくなること請け合いです。

僕もどれか一冊記念に取っておこうかなぁ。僕は、一冊ならやっぱり、『ホビットの冒険』かな?

たにまち月いち古書即売会は、大阪古書会館にて、2月17日(金)から。

水の都の古本展は、大阪市中央公会堂にて、2月21日(火)から。

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2月の即売会準備中:集英社ギャラリー・世界の文学

集英社ギャラリー・世界の文学


二十歳前後から数年間、近所の図書館(堺市立南図書館)をよく利用していた。そこの外国文学の棚に、集英社ギャラリー・世界の文学が並んでいた。借りた記憶は全然ないけれど、「こういうのうちの本棚に欲しいな」とは思っていた。

基本的には、世界文学全集の類いってむやみと巻数が多いので、家の本棚にずらっと並べると、なんていうか、ちょっと邪魔な感じになる気がする。並べたことないので、想像で言ってるだけだけど。

集英社ギャラリー・世界の文学は、全20巻と少なめなので、全部並べておいても、まだ格好がつくような気がする。それに収録作品もちょうどいい感じ。ここに収録されている物くらいは、全部読んでおいてもいいかなと思う。

装幀や造本も悪くない。ただし本が大きくて、読むとなると机に向かって読むしかないような感じなので、そこが大きな問題ではあるかもしれない。

でも、机に向かってゆっくり本を読むという時間は、あってもいいと思う。というか、そういう時間を捻出しないといけないなと思っている。忙しくて隙間時間しか本が読めないとか、嫌だ。

二十年近く前に「うちの本棚に欲しいな」と思っていたものを、このたびついに手に入れることができた。寸心堂書店には、ただいま現在、集英社ギャラリー・世界の文学全20巻揃ってます。ああ、お店があればなぁ。

お店がないので、たにまち月いち古書即売会と、水の都の古本展でお披露目します。1冊くらいは売れるかな?

唐突に話が変わるけれど、平凡社ライブラリーでいつも探している本が2冊あって、それはナボコフの『ニコライ・ゴーゴリ』とゴンブローヴィッチの『フェルディドゥルケ』なんだけど、でもそれが、ぜんぜん見つけられない。

ところが今日知ったのだけれど、なんと『フェルディドゥルケ』は、集英社ギャラリー・世界の文学の第12巻に収録されてました。『フェルディドゥルケ』を読みたいだけなら、平凡社ライブラリー版を探すより集英社ギャラリー・世界の文学版を探した方が見つかる可能性高そう。

ここだけの話、いまアマゾン最安値めちゃ安いし。

というわけで、集英社ギャラリー・世界の文学がずらっと並んでいるところを、たにまち月いち古書即売会と水の都の古本展まで見に来て下さい。

たにまち月いち古書即売会は、大阪古書会館にて、2月17日(金)から。

水の都の古本展は、大阪市中央公会堂にて、2月21日(火)から。

お待ちしてます。

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