今月のたにまち月いち古書即売会は7月14日(金)から7月16日(日)です。
設営日に撮った写真を元に、寸心堂の棚をちょこっと紹介いたします。
本の問い合わせより猫の問い合わせの方が多いっていう、なかなかにキャッチーな猫です。
猫のそばは村上春樹、サリンジャー、トゥーサン、ジョン・バース、ジョン・ファウルズ。
左下には、先月のブルームズデイの時には並べられなかったジョイスの『ユリシーズ』も並んでます。
どなたか買って下さい。
ガダマー選集の横は、ショーペンハウアーでこれもドイツ語です。『意志と表象としての世界』他5巻。
貴重な棚スペースがほとんど文庫で埋まってます。全部売れてもたいした売上げになりません。
やっぱりガダマー選集売れて欲しいです。
『アレ』と『PRANK!』は定位置にあります。評論系ということで、あずまんの昔の本も一緒にちょっと並べてます。
あと、アレ★Club代表の山下さんがゲーテ好きということで、シュタイガーのゲーテ評伝も置いてみたり。
前回はかっこつけておしゃれっぽい洋書とか並べてたらぜんぜん動かなかったので、今回は手に取りやすそうな本を並べてみました。
おすすめな本がいっぱい並んでいるんですが、あえてノーコメントで。
箱・帯はちょっとくたびれてますが、本はまあまあきれいと思いますし月報もついてます。
この辺は全部300円です。
※
ざっとこんな具合です。
寸心のレジ当番は日曜日の朝からお昼過ぎまでです。会いに来て下さい。
他の日も一度は必ず様子を見に行きます。
補充はいくらでもあって、売れれば売れるほどさらに本を出せますので、迷ったら買うという方針で、どうぞよろしくお願いします。
今月も素晴らしい品ぞろえで、谷町フアンは貴店の書棚で堪能させていただきました。セルバンテスにするか、バイロンにするか迷いました。古い文庫本でしたが、モロワは読みやすく、手から離れませんでした。柳瀬さんのジョイス。追悼の意味でこの1冊。あとがきを読むと訳者の思いがひしひしと伝わります。友人の本もあったのですが次へ回すことにして、ウルフ書簡集を購入。裏表紙の値段表記から丸善で購入したことが分かります。さっそく、ある巻の索引からウルフがバイロンをどのように評価したか、ジョイスへの言及は、と何の関係もないことを検索してみました。どうでもないことを愉しむ、読書の醍醐味に夏の暑さを忘れました。次回も楽しみにしています。どうかお大切に。
中島先生いつもありがとうございます。来月は阪神百貨店の直後なので、ちゃんと準備ができるか不安ですが、先生に楽しんで頂けるように頑張らねばと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。