昨今電車内では、スマートフォンをいじっている人の方が本を読んでいる人よりもたいていはるかに多いですが、先日市の帰りに乗った車両では、自分を含めて少なくとも10人が紙の本を開いて読んでました。
1、2、3……って指折り数えたので、10人はいたのは間違いないです。
お昼間で、車両に乗っている人の全体の数もものすごく多かったわけでもないので、4人にひとりは紙の本を読んでるというくらいの感じでした。
なかなか壮観でした。
僕はデジタルガジェットも実は好きなんだけど、でも、本を読んでいる人を見かけるほうがなんか嬉しい。べつに本を売る仕事をしているからっていうんじゃなくて、この仕事を始める前からそうでした。
電車内で本を読んでいる人を見かけると、あの人は何の本を読んでるのかなぁと気になったりなんかして。
まあでも、あんまりじろじろ観察したりはしませんけど。
ちらっと見えた情報から類推するとか、ちらっと見たら著者の名前くらいは判別できたりだとか、表紙の感じでバッチリ何か分かったりとか、いろいろ。
まあ、ぜんぜんわからないことのほうが多いですけど。カバーかけている人も多いですしね。