たにまち月いち2015年3月の新ネタ紹介

2015年3月の「たにまち月いち古書即売会」に持ち込む新ネタを一部紹介いたします。

Roma

ローマ帝国関係のビジュアル大型本

先月出したギボンの『ローマ帝国衰亡史』に引き続き、ローマ帝国関係本。

『ローマ帝国衰亡史』も残ってます(つまり前回売れなかった)し、併せていかがでしょうか。

 

Salinger

J.D.サリンジャー『フラニーとズーイ』『ナイン・ストーリーズ』

村上春樹訳『フラニーとズーイ』と柴田元幸訳『ナイン・ストーリーズ』です。あとおまけに新書と。

『ナイン・ストーリーズ』の冒頭にあって印象的な「バナナフィッシュ日和」に登場してすぐ退場するシーモアは、フラニーとズーイのお兄さん。

この2冊以外にも彼らの家族のことを書いた小説があって、それらをひっくるめて「グラス家サーガ」と呼ぶそうで。

日本の文庫にはたいてい解説とかあとがきがついているものですが、サリンジャーの本にはサリンジャーの意向でそういうものがありません。なので、解説やあとがきを読んでから本編を読むかどうか考えるという向きの方(けっこういると思うんですが、どうでしょう)には、とっかかりがなくて困っちゃいますね。

村上春樹訳『フラニーとズーイ』が出た時、新潮社のホームページで『フラニーとズーイ』特設サイトというのが作られました。そちらのウェブページを見たら、『フラニーとズーイ』読みたくなるんじゃないでしょうか?

 

Tenugui 

期間限定カバー版の角川文庫日本文学3冊

夏目漱石『こころ』と太宰治『人間失格』と三島由紀夫『不道徳教育講座』の3冊。

この装幀のシリーズはけっこう好きなんですが、全部で何点出ているんでしょうね。

装幀とか装画とか、けっこう大切だと思います。

たまに装画のせいで買う気が失せて、本当に買わないで済ませてしまうなんていうことが、僕の場合はあります。

つい最近、まさに角川文庫で、そのタイトルの本が欲しいのに装画が気に入らないから買わなかったということがありました。

それが何の本だったかは黙っておきますが。

 

Vingtmille

ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(新潮文庫)

装画でいえば、この本なんかは好きです。

上の写真ではちょっと色味が鮮やかな方に出ちゃいましたが、実際はもうちょっと落ち着いた色味でいい感じなのです。

さらに刊行当時の挿画も全部入っているということで、いま『海底二万里』を買うなら新潮の新訳版のこれじゃないでしょうか。

と、つい最近メビウス装画版を売っておいてこう言うのもなんですが。

新潮文庫は最近、スタークラシックス名作新訳コレクションと銘打って次々外国文学古典の新訳を出してくれていて、古典好きにとってはありがたいことです。

 

Sanshiro

漱石『三四郎』と関連本

最近朝日新聞で『三四郎』が連載されていたそうで。

この機会に『三四郎』を文庫やなんかでまとめて読んでみようかなと思う人が出るかもと思って今回用意しましたが、遅かったかな?

僕が一番繰り返し読んだ漱石の小説は実は『三四郎』なのです。

だからどうなのよ、という感じですが。

 

Omeras

アーシュラ・K・ル・グィン他『SF短編傑作選きょうも上天気』(角川文庫)

SF短編のアンソロジー。

冒頭のル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」を読むためだけに買っても損はないと思います。

というくらい、僕自身はこの短編を気に入ってます。

切なく心に残る。

 

 

たにまち月いち古書即売会は3月20日(金)から22日(日)まで。大阪古書組合にて。

今月もよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です